原本証明コピー(copie certifiée conforme)とは?

法定翻訳文書は、「原本」と「法定翻訳者の認証印入り翻訳文書」を綴じ合せたものですが、再発行を受けることができないもの(卒業証書・運転免許証・給与明細書など)の場合は、「原本」の代わりに「原本証明コピー」を綴じ合せます。

フランスでは、2001年の法改正によって、役所等が「公証原本証明コピー」を発行する制度から各自が「私署原本証明コピー」を作成する制度に変わりました。フランス国内では、「私署原本証明コピー」が対抗要件を満たすコピーになります。

従って、フランス国内で活用される法定翻訳文書については「私署原本証明コピー」の使用も可能ですが、法定翻訳者には当該「私署原本証明コピー」と「原本」を照らし合わせて相違がないことを確認する義務がございます(従って原本は必ず送付(郵送)していただく必要がございます)。また、「私署原本証明コピー」の場合、提出先が原本の提示を求めることもございます。

こうしたことから、弊方では、原本証明コピーが必要となる場合には、弊方が無料作成する「公証原本証明コピー」のみを使うことにしております(弊方はその作成権限を在日フランス大使館より与えられております。コピー査証を受ける必要はありません)。

なお、原本証明コピーは原寸大でなくてもよいとされていますので、卒業証書等の大判の書類をA4サイズに縮小したりすることもあります。


在日フランス大使館公認翻訳者 北村昌彦 (フランス語翻訳マリアンヌ)



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